「ロバーツ監督は全く知らなかった」大谷翔平の負傷報告経緯をめぐって米メディアも“疑問視”「オオタニは最初の負傷について監督に伝えていなかったことになる」

大谷は今季再び二刀流に挑んでいる(C)Getty Images
少なからず話題を集めている。
ドジャース・大谷翔平は現地時間7月6日に本拠地で行われたロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場。3回に逆方向に19号2ランを放ったことに加え、この試合では3安打4打点と力強い打撃を見せた。
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また最近の大谷といえばチームを心配させた出来事もあった。
3日の本拠地パドレス戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。投手としては6回9奪三振3失点、2度目のトミー・ジョン手術後最多となる110球の力投を見せたが、直後の7回1死一塁の第4打席で代打を送られ途中交代した。
この途中交代に関して大谷は、右上腕二頭筋の違和感だと話した。同箇所は以前の練習時に痛みを感じその後、痛みが軽減したとされる。
大谷はその後1試合の休養をはさみ、復帰2試合目で豪快にアーチをかけたが、負傷経緯をめぐっては米メディアも関心を寄せている。
米メディア『sports illustrated』はこのたび「オオタニがロバーツ監督からケガを隠す」と題して記事を掲載。3日の本拠地パドレス戦で途中交代となった右上腕二頭筋の痛みの経緯をクローズアップしている。
記事では「この負傷について興味深い点の一つは、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が、以前にも同様の症状があったことを全く知らなかったということだ」と綴り、「ロバーツ監督は、その事実を他の人々と同時に知ったと述べている。つまりオオタニは最初の負傷について監督に伝えていなかったことになる」と当初感じた痛みのときには首脳陣に共有してなかったと指摘した。
また、「(以前のものは)ごく軽微な症状だったので、(3日の夜まで)耳にすることはなかった」とロバーツ監督も今回の痛みについて、3日の試合後に初めて知ったと明かしたという。
記事では「オオタニは極めて高い競争心を持つ選手であり、おそらく当時はプレーに支障がなく、わざわざ報告するほどのことではないと考えたのだろう」としている。
今季の大谷は再び二刀流に挑戦。6月にも欠場した左ひざの負傷も抱え、コンディション維持には首脳陣も神経質になるところ。実際に先発登板の翌日には休養を設けるときもあるなど、ロバーツ監督も最大限の注意を払って大谷を起用し続けている。
何より投打で重要なポジションを担っている二刀流がシーズン途中で離脱ということにもなれば、目指す世界一3連覇に向け一気に厳しさが増すことは間違いない。
それだけに記事では「ドジャースとしては単に予防的な措置を講じておきたかっただけのことだ」と今回の件を総括しながら、「オオタニはチームにとって最も重要な選手であり、長いレギュラーシーズンを通じて彼を万全な状態に保つことが極めて重要だからだ」と今後も大谷には細心のケアが求められるとまとめている。
エンゼルス時代から再三話題になっている、二刀流スターの健康状態をいかに適切に保つかに関しては、今後もチーム内外含め、様々な議論を呼んでいきそうだ。

