塾の帰りに見知らぬ駅で(画像はphotoAC)

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愛知県在住の60代女性・ハルさんは小学生時代、東京に住んでいた。


【予想外のひとこと】運転手がバックミラー越しにチラチラと私を見て来る…下車する際、私が言われた言葉


当時電車で塾に通っていた彼女はある日、見知らぬ駅で立ち尽くすことになり......。

<ハルさんからのおたより>

小学生だった頃、東京に住んでいた私は電車で進学塾に通っていました。

親の希望で半ば無理矢理だったので、毎日落ち込む日々を送っていたと思います。

ある日、その塾からの電車帰り、間違えて特急電車に乗ってしまいました。

電車は降りるべき駅を通り過ぎ、その先の全然知らない駅で降車するはめになったのです。

声をかけられたけど、返事もできず

お金など持ち合わせていなかったので、私は公衆電話の前で呆然と立ち尽くしていました。

困っていることを駅員さんに伝えれば良かったのかもしれませんが、その時は全く思いつきませんでした。

そんな中、後ろから大人の女性が「どうしたの?」と優しく声をかけてくれました。

不安な気持ちでいっぱいで、涙を堪えるのに必死だった私は、返事もおろか女性の顔を見ることもできません。

そんな心中を察してくれたのか、その女性は黙っている私に「これあげるね」と言ってくれて、そっとテレホンカードを差し出してくれたのです。

私は黙って受け取り、お礼も言えませんでしたが、おかげで家に電話をかけて、無事帰宅することができました。

あの時、人混みの中で声をかけてくれたお姉さん、子供だった私はなんの返事もできなかったけど、親切なお姉さんに感動してましたし、本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。ありがとうございました。


【このコーナーでは読者のみなさんからの投稿を紹介しています】

名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」、あるいは「どんなもんだい!」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。

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