「県民の安全と安心を守る警察官に」 家に帰れるのは週末のみの寮生活 警察学校の一日を記者も体験【岡山】
木村拓哉さん主演で、今年話題になった映画「教場」の舞台になっているのが警察学校です。警察官の卵たちは日々どんなことを学んでいるのか、記者が体験しました。
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重さ6キロの楯を持ってランニング
「岡山県警察学校の体験入校を許可する。よろしくお願いします」
岡山市北区玉柏の岡山県警察学校です。100人を超える初任科生が、逮捕術から法律まで、幅広く学びながら心身を鍛えています。
まず体験したのは、大楯を使った訓練です。楯の重さはなんとおよそ6キロ。
盾を持ってランニング
学生たちは、月に1回程度、盾を持ったランニングをしていて、多い人は5キロも走るんだそうです。私も一緒に挑戦しました。
「1、2、3、4!」
ペースを崩さずに1キロ走りきる初任科生。私もなんとか最後までついていくことができましたが…
(山口慧樹記者)
「完走しました。こんなに走ったのは久々です。疲れました」
「まだまだ序の口」
(教官)
「まだまだ序の口ですので、また来年、体力つけてやりましょう。お疲れ様でした」
筋力や体力をつけることで有事の際に迅速に対応し、誰にもけがをさせない、”人を守る”ためのトレーニングです。
(加藤俊輔教官)
「県民を守るという強い使命感を持って、日々勉強訓練に励んでおります。我々はその崇高な仕事に対して背中を押せるような指導を心がけて、普段接している」
家に帰れるのは週末のみの寮生活 仲間とともに
(初任科生)
「いただきます」
忙しい日々の中で心が休まる時間、昼の休憩です。人気のメニューだというカレーを食べながら、リフレッシュしました。
(山口記者)
「意識を変えずに休憩時間過ごす?」
(初任科生)
「多少ゆっくりしますよ」
家に帰れるのは週末のみ。寮生活を送りながら、訓練を送るなかで仲間と過ごす部屋での時間も大切なひとときです。
(初任科生)
「カップラーメンとか僕らにとっては、こういうのが娯楽というか、みんなで一緒になにかつまんだりとか、こういうふうに談笑しながらリフレッシュしている」
記者が交通違反取り締まり訓練に参加
午後は、交通違反の対応訓練。一時停止を無視したドライバーにどう対応するのか?私も実践しました。常に冷静に、相手に何が違反だったかわかりやすく説明するのが重要です。
(教官(一時不停止のドライバー役))
「事故してないからいいんじゃないかって、私は言ってるんです」
(山口記者)
「今回たまたま事故がなかったという形になるんですけれども、このたまたまが事故につながる可能性もありますので、今回は取り締まりで違反という形で」
やりがいしかない崇高な仕事
少子高齢化の影響もあり、岡山県内の警察官採用試験の受験者は、10年前に比べて半分に減少しているといいます。しかし、「県民を守る」というなくてはならない大切な仕事です。
(教官)
「警察官の仕事は、やりがいしかないといっても過言ではないくらい、県民の安全と安心を守る非常に崇高な仕事だと思いますので、だれかの役に立ちたいという情熱を持った方はぜひ警察官を希望してもらいたいと思います」
(初任科生)
「しんどいときもあるんですけど、まあ同期で励ましあいながら取り組んでいます。県民の方々が信頼して、また頼ってもらえるような警官になりたいです」
警察官の卵たちの熱い思いが感じられた体験となりました。

