嵐寛寿郎、AI人格でXに登場 映画デビュー100周年プロジェクト始動

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 昭和の時代劇スター・寛寿郎(アラカン)が、まさかの「AIアラカン」として令和の世によみがえります。

 株式会社ひかりてらす(東京都豊島区)は6月23日、アラカン・プロジェクト実行委員会として「アラカン・プロジェクト」を始動したと発表しました。

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 このプロジェクトは、寛寿郎映画デビュー100周年を記念して行われるものです。AI人格によるXアカウントの運用をはじめ、LINEスタンプやグッズ販売、上映イベントなどを展開。

 往年の映画ファンだけでなく、新たな世代へもアラカンの魅力を発信していきます。

■ 映画史に残るレジェンド「アラカン」とは

 アラカンこと寛寿郎は、戦前から戦後にかけて活躍した日本映画界を代表する時代劇スターです。

 生涯で300本以上の映画に出演し、1927年4月公開の映画「鞍馬天狗余聞・角兵衛獅子」で銀幕デビュー。「鞍馬天狗」は約40本にわたる人気シリーズとなり、アラカンの代名詞として広く親しまれました。

■ 100年前のスターがAI人格でXデビュー

 今回のプロジェクトの目玉の一つが、AI人格によるXアカウント「寛寿郎(アラカン)」(@arashi_kanjuro)。アラカンにまつわるエピソードや生前の発言を学習したAIが、本人さながらの語り口で発信を行うという試みです。

 100年前にデビューした映画スターがSNS上で新たなファンと交流するユニークな取り組みとなっています。

 なお、Xアカウント自体は2024年に作成されていましたが、初投稿は2026年6月11日。映画デビュー100周年という節目に合わせ、本格的な情報発信がスタートしました。

 このほか、京都弁のセリフを生かしたLINEスタンプ「京都弁のおじさん」を発売中。スタンプのイラストを使用したグッズも、7月11日からイベント会場とECサイト「カルコレ」で販売予定です。

■ 「鞍馬天狗」上映&林家木久扇さんらによるトークイベント

 7月11日には、神田明神文化交流館「EDOCCO STUDIO」(東京都千代田区)で記念イベント寛寿郎回顧特別企画 林家木久扇師匠と見る『鞍馬天狗』」が開催されます。

 イベントでは、寛寿郎主演映画「鞍馬天狗 角兵衛獅子の巻」を上映するほか、幼い頃からの鞍馬天狗ファンとして知られる落語家・林家木久扇さんと、時代劇にも造詣が深い漫才師・日本語学者のサンキュータツオさんによるトークショーを実施。寛寿郎に関する特別展示やグッズ販売も予定されています。

 AIで故人を再現することには、さまざまな議論があります。一方で、今回の企画は「100周年記念」と「映画史の継承」という側面も強く、令和の時代に“初めてアラカンに触れる機会”にもなりそうです。

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By おたくま編集部 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2026062905.html