スターダスト☆レビュー「路傍の歌」が映画『ゴースト・オブ・ウエノ』主題歌に 第2弾予告編も公開
【動画】映画『ゴースト・オブ・ウエノ』第2弾予告編
同作は、日本の上野公園を舞台に、孤独死した“ゴージョー”と呼ばれる身元不明の男性の人生をたどるヒューマン・ミステリー。ソーシャルワーカーのサツキを門脇麦、妻を亡くし公園で暮らすホームレスのトシを竹中直人が演じる。
主題歌に起用された「路傍の歌」は、スターダスト☆レビューのアルバム『還暦少年』(2018年)に収録された楽曲。タイトルの“路傍”は、上野の片隅で名もなく生きたゴージョーの人生と重なり、社会の中で見過ごされてきた人々へのまなざしを象徴しているという。
楽曲にある「見知らぬ誰かに 助けられて 誰かのために 生きる愛を知る」という歌詞は、本作が描く人と人との支え合いや思いやりの連鎖とも重なる。温もりと哀愁を帯びたメロディーが、作品の世界観を優しく包み込む。
スターダスト☆レビューの根本要(Vo、Gt)は作品について、「不思議な感覚を呼び起こす映画です」とコメント。「どんな人の人生もドラマです。でも世界中の人が知るドラマもあれば誰の目にも止まらないドラマもあります」と語り、「この映画を見て、ふと思った言葉が『人生の彩り』でした。他愛もないことも見る角度によって光り始めるのです」と作品の魅力を表現した。
さらに根本は、「ウエノに彷徨う幽霊は、誰の人生にもある他愛のないことを、こんなに温かい気持ちで見せてくれました」と振り返り、「エンディングで流れる僕らの『路傍の歌』はその温かい不思議な感覚を柔らかく心に染み込ませてくれる気がしました。こんな素敵な映画の一部になれたことに感謝しています」と喜びを明かした。
監督は、中国出身のワン・チイ。共同脚本には映画『スモーク』で知られるウェイン・ワンが名を連ねる。日本、中国、アメリカなど多様なルーツを持つスタッフ・キャストが集結し、失踪や孤独死といった現代社会の課題を背景に、人間の尊厳と魂のつながりを描き出す。
公開された第2弾ビジュアルでは、サツキとトシが同じ方向を見上げる姿を収録。柔らかな光に包まれた2人の表情が、作品の温かなメッセージを印象付けている。映画『ゴースト・オブ・ウエノ』は8月8日、東京・渋谷ユーロスペースほかで公開される。
