石川の「ふやき御汁 宝の麩」…母の愛情が詰まった「宝箱」
ふやき御汁(おしる) 宝の麩
お湯を注ぐと香ばしい匂いとともにカラフルな麩(ふ)とフリーズドライの野菜が広がる。
昆布だしにこだわった本格的なお吸い物が手軽にでき上がる。1865年(慶応元年)に創業した金沢市の加賀麩製造販売「不室屋」の看板商品だ。
欧米留学中の子どもたちを案じて開発
1980年代後半、当時の社長の妻・不室律子さんが、欧米に留学中の子どもたちの食事を心配して生み出したアイデアが基になった。もなかの中に乾燥野菜などを詰めた汁を作ると、現地の日本人の間でおいしいと評判になった。
母の愛情が詰まった「宝箱」はひとつずつ手作業で作られている。サンリオの人気キャラクター「ハローキティ」の形にした商品もあり、外国人観光客にも人気という。
「お湯を注ぐと具材が花咲くよう」
「不室屋」専務の不室秀昭さん
「色彩豊かな麩や野菜を詰め込んだ宝箱のようなイメージで、お湯を注いだ時に具材が花咲くようにあふれ出してきます。味と見た目でハレの日はもちろん、日常でも楽しんでもらいたいです」
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