モロッコの逸材ブアディ photo/Getty Images

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プレミアリーグの強豪クラブが、モロッコの新たな至宝の獲得に動くかもしれない。

英『Liverpool Echo』によれば、リヴァプールとアーセナルがリールに所属する18歳のモロッコ代表MFアイユーブ・ブアディに関心を示しているという。両クラブは以前から同選手を注視していたとされるが、現在開催中のワールドカップでの活躍によって評価はさらに高まっているようだ。

ブアディはフランス生まれながらモロッコ代表入りを決断した大型MFで、リールのアカデミーが生んだ最高傑作の一人として知られる。16歳でトップチームデビューを飾り、17歳の誕生日にはチャンピオンズリーグでレアル・マドリード撃破に貢献するなど、早くからその才能を示してきた。

中盤の底からゲームを組み立てる能力に優れ、185センチのサイズを活かしたボール奪取能力も兼備。年齢を感じさせない落ち着きと戦術理解度を持ち合わせており、その完成度の高さから欧州中のビッグクラブが視線を送っている。

そして、その評価を決定的なものにしたのがワールドカップ初戦のブラジル戦だ。18歳ながらモロッコの中盤を支配し、ボール保持時の落ち着きや球際の強さでブラジル相手に堂々たるパフォーマンスを披露。世界中のサポーターにその名を知らしめた。

記事ではアーセナルが獲得に向けた動きを見せているとも報じられており、リヴァプールやチェルシーも状況を注視しているという。リールは2029年まで契約を延長したばかりで安売りするつもりはなく、移籍金は6000万ポンド規模に達する可能性もあるようだ。

ワールドカップという最高の舞台で一気に評価を高めているブアディ。モロッコの新たなスター候補は、この夏の移籍市場を騒がせる存在となるのかもしれない。