渋野日向子は3日目に「74」と崩れた(撮影:GettyImages)

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<全米女子オープン 3日目◇6日◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇6889ヤード・パー72>ここまで粘り強くスコアを積み重ね、優勝争いに加わってきた渋野日向子。しかし、ムービングサタデーは「74」と悔しさの残る一日となった。

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「後半はプレッシャーに負けてしまった」。前半をイーブンパーで折り返すと、後半は10番からバーディとボギーが交互に来るシーソーゲームに。そして14番パー3のダブルボギーで流れは悪い方へと傾いた。前半は6番パー3でピン奥約1.5メートルにつけるショットを披露するなどショットも安定し、後半10番では約4メートルのバーディパットを沈めガッツポーズも飛び出した。上位でプレーを続けていたが、以降は徐々にリズムを崩していく。「9番まではよく耐えながらプレーできていたと思うんですけど、後半は腕が力んでしまう場面が多かった。なかなかリズム良くショットができなかったので、すごく悔しいです」フェアウェイキープ率は1回しか外さなかった第2ラウンドから一転し、この日は57%に落ち込んだ。「フェアウェイから打てる回数も少なかったし、グリーンを狙うショットもうまくいかなかった」と唇を噛む。さらにグリーン上でも苦戦。「最初の方から昨日とは違うテンポになってしまった。打ち切れていない感じがあったし、打った瞬間にラインから外れていることもあった」。前日まで好感触だったパッティングは微妙なズレが生じ、3日間でワーストの29パットを喫した。「最初の方はまあまあだったが、最後までいいボールばかりではなかった。今からしっかり練習したい」と、最終日に向けて修正を急ぐ。優勝争いへ向けて積み上げてきた“貯金”は吐き出してしまったが、メジャー2勝目の可能性がなくなったわけではない。首位とは6打差。「今はすごく悔しい気持ちでいっぱい。でも、まだ18ホールある。諦めずに最後までやりたい」。今季は苦戦が続いてきたが、今週は優勝戦線でプレーしている。ここまで紡いできた粘りを、最終日に実らせたい。(文・齊藤啓介)
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