94歳おじいちゃんの認知症予防のために孫が手作りした“意外なアイテム”とは?「家族の会話が増えた!」
そして、Threadsユーザーであるのんちゃんさん(@soedanozomi0914)は、おじいちゃんの認知症予防のためにあるものを作ったとのこと。それは……なんと、家系図です!
のんちゃんさんは「おじいちゃん認知防止の為に、家系図作った」というコメントとともに、94歳のおじいちゃんが自身の家系図を眺める写真をアップ。
◆家系図を見て「◯◯も元気か?」と会話が増えた
――そもそも、おじいちゃんの認知症予防のために作ったものが、なぜ家系図だったのでしょうか?
「おじいちゃんとおばあちゃんがいる施設へ普段から面会に行っているのですが、会話中、おじいちゃんのなかで家族の顔と名前が一致していないことがあったんです。だから、一致してもらうには家系図が一番わかりやすいかな? と思いました」
実はのんちゃんさん、家系図を作る前は施設にアルバムを持っていっていたそう。しかし、家族の名前を間違えることがたびたびあったおじいちゃん。そこで、家系図の制作を思いついたというわけです。
また、93歳になるおばあちゃんは認知症の影響で会話が難しくなり、一方、おじいちゃんは若干のもの忘れはあるものの会話ができるので、「今のうちにたくさん話をしたい!」という思いから家系図を作ることを決めたそうです。
――実際、この家系図をきっかけにおじいちゃんとはどんな会話が増えましたか?
「『はるか(私の双子の妹)も元気か?』など、その日に施設へ来れない家族の会話も広がるようになりました」
◆家族で行った温泉旅行の思い出を忘れてほしくない
――おじいちゃんとの思い出のなかで、特に忘れてほしくないエピソードはありますか?
「毎年、夏と冬に家族で温泉旅行へ行っていたので、楽しかった旅行の思い出は忘れてほしくないです」
――ところで、おじいちゃんはどんな性格の人ですか?
「怒ったところを見たことがないくらい、穏やかで優しいおじいちゃんです!」
◆毎日何度も見ることで認知症予防にも?
――家系図を作る際に気をつけたこと、意識したことはありますか?
「名前を大きくしたことです。はじめはもう少し小さい字で作成していたのですが、字が小さいと見えないと思って大きい字に変更しました」
一番上に「さだよし」「しずこ」とおじいちゃんとおばあちゃんの名前があり、その下に子どもたち3人が、そして一番下には孫にあたる「のぞみ」(のんちゃんさん)と「はるか」がいる手づくり家系図。水色の紙に家族の顔写真が貼ってあり、その下に大きな字で家族の名前が書いてあるので、すごく見やすいしわかりやすいです。
――この家系図を手にしたおじいちゃんはどんな反応でしたか?
「『ほぉ〜!!』と、とてもうれしそうでした。『字が大きくてとてもわかりやすい』と喜んでくれた後、名前を何回も読み上げてくれました」
――この家系図はおじいちゃんの認知症予防の役に立っている、という実感はありますか?
「私たち双子(のんちゃんさんとはるかさん)がごっちゃになったり、私の母の名前が出てこなかったりするので、毎日何度も見ることで認知症予防になっているんじゃないかなと思います」
――認知症予防のために家系図を作ってあげるというアイデアは、ほかの方にもおすすめしたいですか?
「ぜひ、コミュニケーションのツールとして、認知症予防として、活用していただきたいです!」
おじいちゃん、おばあちゃんとの会話のきっかけになり、もしかしたら認知症予防にも役立つ家系図の制作。これは盲点のアイデアでした。試してみたいかも!
<取材・文/寺西ジャジューカ>
