リヨンのチェコ代表FW、ミラン・バロシュが18日のレンヌ戦で、相手のカメルーン人DFエムビアに対し、鼻をつまみながらもう一方の手で空気をあおぐジェスチャーをした件で、プロサッカー連盟の規律委員会は26日、「人種差別的」な行為にあたるか否かを討議した。

 フランス通信(AFP)によると、規律委員会は討議の結果、当事者抜きで判断を下すのは難しいと判断、5月3日に両選手の出席を求め、見解を聴取したうえで、あらためて処罰の是非を決めることになった。

 なお委員会は、バロシュが所属するリヨンに対しては、「責任がない」とする判断を下している。