リーグ・アン最下位のナントが21日、第33節でパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦し、0-4で敗れた。ナントのGKバルテズにとって、第24節のバランシエンヌ戦(5点)に次ぐ失点記録。どれもバルテズに非を負わせるのは酷なゴールばかりだったが、レキップ紙は10点中3.5点という厳しい採点をつけている。

 ナントはこれで引き分け1つをはさんで4連敗。2部降格圏外の17位に7ポイントの差をつけられ、来シーズンの1部残留がさらに厳しくなった。

 一方、PSGは引き分け1つをはさんで3連勝と調子を上げており、2部落ちの危機は遠ざかりつつある。とくに不調が続いていたエースストライカー、パウレタがこの試合2得点と息を吹き返したのが大きい。得点ランキングでもトップのサビダン(バランシエンヌ)に1差の12ゴールとし、2年連続の得点王も見えてきた。