「コーヒーに母乳たっぷり入れて」義父の“性的な冗談”に苦しむ32歳女性。家族にも理解されず…やがて起こった“おぞましい出来事”
都内で義父母と同居しながら、生後4か月の赤ちゃんを育てる32歳女性・桜田綾子さん(仮名)が経験した出来事も、そうした家庭内で起きた一例でした。
◆「コーヒーに母乳たっぷり入れて」
「『おっぱい大きくなったね』『母乳、いっぱい出ているの?』『隼人がうらやましいな』と、私の胸ばかりジロジロ見ながら言われるんです」
最初は、場を和ませるための冗談なのだろうと受け止めようとしていた綾子さん。ですがそうした発言は次第に頻度を増し、内容もエスカレートしていきました。
「ある日、義父は自分が飲んでいたコーヒーのカップを私に差し出して、『ここに母乳たっぷり入れて。カフェオレにしてちょうだいな』と笑いながら口にしたんです。背筋がゾワッとして、もう作り笑いもできませんでしたね」
綾子さんは強い不快感を覚え、夫や義母に相談しました。しかし「本人はあくまでギャグのつもり。家族を笑わせようとしているだけだろう」「深い意味はないから、気にしないで大丈夫」と流されてしまい、家庭内で問題として扱われることはなかったそう。
「その後も義父の不愉快な言動は止まりませんでした。ですが私は波風を立てないように必死に息を殺し、我慢してやり過ごしていたんです」
◆転機となったおぞましい出来事
ひたすら耐えていたある日、転機が訪れます。綾子さんが搾乳(さくにゅう/母乳を自分で絞ること)した母乳を哺乳瓶に入れて、台所に置いていたときの出来事でした。
「ほんの少し目を離した隙に、義父が哺乳瓶を手に取り『チャンス!』と言って口に含んで……嬉しそうに私の母乳を飲んだんですよ」
綾子さんはあまりの出来事に思わず悲鳴を上げ、隼人くんを抱きかかえると、そのまま実家へ戻ったそう。
「とにかく気持ち悪すぎて、もう限界でした。このまま一緒に暮らしていたら、ストレスで自分が壊れてしまうと思ったんです」
その晩、家を出た経緯を夫に説明しましたが、「今回の件は確かにやりすぎだとは思うけど、親父はギャグでやってるから。まぁ、気が済んだら帰ってきてよ」と、この期に及んでも深刻な問題としては受け取ってもらえませんでした。
数日後、綾子さんはある行動に出ました。
◆場の空気は一瞬で変わった
義父・義母・夫の三人を前に、落ち着いた声でこう切り出したそう。
「お義父さんが私の母乳を飲んだ行為について、保健師さんと市の子育て相談窓口に相談してきました」
この言葉に、場の空気は一瞬で変わったといいます。
「『性的な発言や行為に該当する可能性が高いそうです。今後同じことがあれば、次は正式な被害として相談します』と伝えたんです」
義父は言葉を失い青ざめ、義母も沈黙しました。夫もまた、そこで初めて事態の重大さを理解した様子だったといいます。
綾子さんは続けて、こう言い切りました。
「皆さん『ギャグのつもり』と言っていましたが、ギャグかどうかを決めるのは、やった側じゃありません。受け取った私です」
その言葉を受けた義父は、反省の態度を見せることもなく、ただ舌打ちをしたそうです。
「義父の態度を見た夫は、自ら別居を提案してくれました。引っ越しの準備期間も、『無理してこの家で寝泊まりしなくていいからね。新居に移るまでは実家に泊まったりして、なるべく綾子がリラックスできるように過ごしてよ』と言ってくれて……。正直、やっと理解されたことにほっとしました」

