老いを感じるほど年を取ってはいないけれど、若い頃との違いが身にしみる40代。「マルサイの惑いっぱなし40代」では、現在45歳、3人の息子と夫と暮らすイラストレーターのマルサイさんが、美容やファッションをはじめとした40代の悩みに、七転八倒しながら向き合っていきます。今回は「恋愛リアリティーショー」について。

恋愛よりも出演者たちの価値観を見てしまう

最近とある恋愛リアリティ番組にハマっています。他人の恋愛を見てもしょうがない…と思いつつ、見始めたらもう止まりません。

恋愛リアリティ番組、けっこう好きです。その番組は35〜60歳の恋愛がテーマなのだけれど、恋愛よりも気になってしまうのは出演者たちの価値観や人生観です。

出演者のなかには、これまでの人生で出合ってこなかったタイプの人や、たぶんこの先も普通に暮らしていたら関わらないであろうタイプの人もいて。そんな人たちの話を聞いていると「そういう考え方もあるのか〜」とか「そういう人生の選び方もあるのか〜」など自分のなかにはなかった視点に何度も出合い、それが新鮮でとても興味深いです。

私の人間関係はといえば…

なにしろ私の人間関係はけっこう狭い。人見知りなタイプが個人で自宅で仕事をしているうえ、年齢を重ねるにつれ自分と価値観が大きく異なる人とは縁が遠くなってしまっているときたもんだ。広くなりようがありません。

そんな生活が続いているので自分と違う考えを持つ出演者の言動に「世の中は自分と考え方が違う人が大半を占めている」というごく当たり前のことを思い出し、いかに普段自分中心に物事を捉えているか、ということに気がつきます。

そしてここ数年、自分の心地よい距離感でしか人やものごとに向き合っていないことも感じました。

でもそれって自分の世界を狭めていることになるのではないかしら?

一生縁がないと思っていたランニングを始めたら驚くほど世界が広がったように、自分はこう! と決めつけず柔軟にまわりの世界と関わっていけば、もっと人生の風通しがよくなるのではないかしら。

無理して合わない人に自ら合わせに行く必要はないにしても、縁があって関わりを持ったときにもう少し深く知ってみる必要が私にはありそう。そんなことを思いました。

画面越しではありますが、他人を知ることの大切さを知ることができ出演者の方には感謝でいっぱいです。

私ができることはといえば恋の行方を見守るだけ!

さて今回のあの人とあの人の関係はどう変化していくのかしら? 引き続き恋愛リアリティ番組、楽しみます!