東日本大震災の教訓語る 元宮城県警トップが講演【徳島】
東日本大震災の際、宮城県警のトップとして対応にあたった警察OBの男性が、1月27日に講演を行い、現役の警察官らに大地震への備えを訴えました。
講演を行ったのは、2011年の東日本大震災発生時、宮城県警本部長を務めた竹内 直人さんです。
竹内さんは、発災当時に行方不明者の捜索や遺体の検視などの指揮を執った経験を振り返りながら、警察官や自治体の職員約70人を前に、大災害への備えを訴えました。
「膨大な安否不明者が出ます。生きている方を(安否不明者から)引くわけですが、避難所にいる人のリストすら簡単にはできません」
「足りないものが、山ほどある」
「水がないんですよ、遺体が運ばれてきても。泥を拭うための水がない、照明もない」
また、竹内さんは、遺体をはやく埋葬したいという遺族の要望を受けた自治体側と、身元や事件性確認のため、検視が必要とする警察側の意見が対立した自らの体験を踏まえ、日ごろから警察と自治体が連携を深めておくことの重要性を訴えました。
