あなたの親は「元気なシニア」、それとも「介護未満」?簡単チェックシートと“介護が始まる前に”やること3つ
親の老いを感じても「まだ大丈夫」と思いたくなるもの。しかし、介護が必要ではないものの、記憶力や体力が落ちてきた「介護未満」の状態になっているかもしれません。今回は、来たる介護に必要な心構えと準備を、NPO法人「となりのかいご」代表理事の川内 潤さんに伺いました。あわせて、親が「介護未満」かどうかわかるチェックリストも紹介。該当した場合にやるべきことを解説します。

あなたの親は“元気なシニア”? それとも“介護未満”?

チェックリストで親の状態を客観的に判断してみましょう。チェックが少ないと、運動や栄養、認知、うつ状態などに問題がある「介護未満」状態の可能性アリ。なんらかのアクションが必要なタイミングです。
【画像】チェックが7個以下だったら…あなたの親は「介護未満」です!
●チェックが7個以下だったら…あなたの親は「介護未満」です!
・バスや電車に乗って1人で外出している
・日用品の買い物をしている
・友人の家を訪ねている
・友人や家族の相談に乗っている
・この1年、転んだことはない
・半年で2kg以上やせていない
・お茶や汁物でむせることはない
・昨年と比べても、外出の頻度は減っていない
・周りの人から「物忘れ」を指摘されることはない
・毎日の生活に充実感を覚えている
親が「介護未満」で最初にやるべき3つのこと
親が「介護未満」に該当するとわかったら、最初にやるべきことが3つあります。自分がやることや親と一緒にやることなどさまざまなので、さっそくチェックしてみましょう。
●1:まずは「包括」に電話!

高齢者の生活支援の窓口が「地域包括支援センター」(通称:「包括」)。まずはどんなことでもいいので遠慮せずに電話で相談を。
「『なにかあったら包括に連絡』という意識をもって」(川内 潤さん、以下同)
●2:親との心地よい距離感を測る!

実家に帰る頻度や電話をかける回数が急に増えると、不自然な関係になって、お互い傷つけ合ってしまうことも。
「親が元気だったときの距離感が、介護でも適正な距離感です」
●3:親に将来のことを相談してみる!

親から聞き出すのではなく、自分の不安を打ち明け、「お父さんたちはどう?」と相談を。
「子どもに頼られるのはうれしいですし、一緒に考えていくきっかけになります」
