投資家外科医Dr.ゆうまが「FANG+よりレバナスを選ぶ理由|リターンと構造をデータで検証」を公開した。動画では、新NISAでも大人気の投資信託「FANG+」とレバナス(NASDAQ100の2倍レバレッジ)を比較し、Dr.ゆうま自身がFANG+に投資しない構造的な理由をデータに基づいて解説している。

「FANG+」は、米国のテクノロジー業界を代表する大型グロース株10社に均等投資する株価指数である。Dr.ゆうまは、FANG+が2014年からの10年間で「+1523%」という驚異的なリターンを叩き出し、レバナス(+1691%)に肉薄する成績であると紹介。さらに、レバナスよりもリスクが小さく、投資効率を示すシャープレシオが極めて高い優秀な指数であると高く評価している。

しかし、Dr.ゆうまは長期投資の観点からFANG+を買わない4つの理由を提示した。第1に、「均等加重平均」という手法の非効率性を指摘。時価総額加重平均に比べてリバランスのコストがかかりやすく、経済学的にも時価総額加重平均の方が投資効率が良いとされている点を挙げた。第2に、投資信託の信託報酬が「0.7755%」と高額であることに触れ、わずか10銘柄であれば個別株で購入した方が合理的であり、コストも抑えられると語る。

第3に、組み入れ銘柄の半数以上である6社が「原則固定」されている点に言及。過去35年間で世界の時価総額ランキング上位企業が激変している事実を挙げ、特定の固定銘柄を数十年のスパンで信用し続けることの危うさを説いた。最後に、銘柄入れ替えのルールが不明瞭である点を懸念材料として提示。パランティアやサービスナウの入れ替え事例を挙げ、時価総額などの単純な基準ではなく、総合順位という不透明な基準で決まるため、アクティブファンドに近い性質を持っていると指摘した。

以上の多角的な検証から、Dr.ゆうまは「FANG+はかなり優秀な指数だが、短期投資向き」と断言する。長期的な成長と再現性を重視するのであれば、ナスダック100やレバナスの方が適していると結論づけた。もしFANG+に投資したい場合は個別株での保有を推奨するなど、読者のインデックス投資に対する視点を一段深くアップデートする有益な解説となっている。

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