三菱自動車、3列シートSUV「デスティネーター 」を公開。ちょうどいいサイズのボディに快適性とパジェロっぽさを詰め込んだ

写真拡大

三菱自動車は2025年7月17日、3列シートのミドルサイズSUV「デスティネーター(DESTINATOR)」を世界初公開し、2025年7月23日よりインドネシアで販売を開始した。車名には「ドライバーや一緒に過ごす家族が新たな目的地へ踏み出す後押しをしたい」という想いが込められている。ボディサイズは全長4680mm×全幅1840mm×全高1780mm、ホイールベース2815mm。

【画像】デスティネーターの写真を見る

パジェロ由来の力強いデザイン
エクステリアは圧倒的な存在感と重厚感を漂わせる「GRAVITAS」とエネルギーと躍動感に満ち溢れる「DYNAMISM」をキーワードに、水平基調で厚みのあるフロントノーズや大径タイヤ、214mmという高い最低地上高による堂々としたたたずまいが特徴。

ブラックアウトされたピラーがキャビンの広さを強調し、前後フェンダーやスキッドプレートなどが力強さと堅牢性を演出する。

「ダイナミックシールド」を採用したフロントフェイスは、ハニカム形状のインナーグリルを透明なアクリルのアウターグリルで覆う立体的なデザインとし、高級感と先進性を演出。

リヤデザインは「パジェロ」が装着していた背面式スペアタイヤをモチーフとした六角形のデザインコンセプト「ヘキサガードホライズン」を採用。フロントのデイタイムランニングランプとテールランプはT字型のLEDにし、ワイド感のあるスタンスを実現。ランプの造形は縦基調とし、芯のある力強さを表現した。

全席快適に過ごせる室内
インテリアは広く、7人が快適に過ごせる空間を追求。1、2列目は頭上、肩周りのスペースにゆとりを持たせた。3列目は高いヒップポイントと十分な足元スペースを確保し、ロングドライブでもすべての席で快適に過ごすことができる。

最上級グレードにはガラスやサンシェードの開度を5%刻みで設定できる電動パノラマサンルーフを設定するほか、三菱車初の64色のアンビエントライトを採用し、昼夜のドライブで乗員の気分に合わせた演出が可能。

全席で快適に過ごせるよう、各列にドリンクホルダーやUSBポートを設置。荷室も十分な広さを確保し、3列目を使用していてもガロンボトル4本分を積載できる。2、3列目をフルフラットにすれば、長尺物にも対応する。

インパネには12.3インチの大型ディスプレイオーディオと8インチのドライバーディスプレイを配置。「パジェロ」の3連メーターをオマージュしたマルチメーター表示など多彩なコンテンツを表示し、ドライブの楽しさを高めた。

オーディオにはヤマハと共同開発した「ダイナミックサウンドヤマハプレミアム」を採用。全席、運転席、前席、後席に最適化した4つのリスニングポジションを設定でき、乗る人全員が高品質で臨場感あふれるサウンドを楽しめる。

三菱車らしい走行性能
パワートレーンは1.5L MIVECターボエンジン(最高出力120kW、最大トルク250Nm)にCVTを組み合わせた。リニアな加速制御により、日常走行から高速道路、坂道でもスムーズかつ力強い走りが可能だ。前輪駆動でありながら、アクティブヨーコントロール(AYC)やトラクションコントロールなど、三菱の四輪制御技術を生かし、さまざまな路面状況に対応する。ドライブモードは5種類(ノーマル、ウェット、ターマック、グラベル、マッド)から選択可能で、どんな場面でも安心してドライブを楽しめる。

サスペンションはフロントにストラット、リヤにトーションビームを採用。アセアン地域に特化した走行テストを繰り返し、チューニングを施したことで、快適な乗り心地と安定性を確保している。

快適なドライブをサポートする先進安全機能とコネクティッド機能
デスティネーターは先進運転支援機能「三菱自動車セーフティセンシング(MMSS)」を採用。レーダークルーズコントロールシステム、衝突被害軽減ブレーキシステム、後側方車両検知警報システム、後退時交差車両検知警報システム、オートマチックハイビーム、先行車発進通知、マルチアラウンドモニターを備える。衝突時には6つのSRSエアバッグと衝突安全強化ボディが乗員を保護。また、SOSコール機能や、スマートフォン連携による車両状態確認、エアコンの遠隔操作などのコネクティッド機能も搭載されており、安心感と利便性を両立した。

今後はベトナムやフィリピンをはじめとするアセアン諸国、さらに南アジア、中南米、中東、アフリカへ順次展開していく予定だ。

〈文=ドライバーWeb編集部〉