国家情報資源管理院は韓国政府のウェブサイトがDDoS攻撃を受けたと明らかにした(資料写真)=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国政府のウェブサイトがサーバーに大量のデータを送りつけ通信を妨げる「DDoS(ディードス)攻撃」を受け、一部のサイトで閲覧できなくなる障害が発生した。行政安全部の国家情報資源管理院などが6日、明らかにした。

 環境部のウェブサイトは午前に一時、閲覧できなくなっていたが午前11時現在、復旧した。

 政府は攻撃を受けた政府機関のサイトの数や経緯などについて、調査を進めている。

 国家情報資源管理院の関係者は「環境部だけでなく数カ所の部署がDDoS攻撃を受けた」として「現在は攻撃が小康状態に入ったとみられるが、終わってはいないため防御を続けている」と説明した。復旧したものの、アクセスしづらいこともありうるという。

 国防部のウェブサイトも5日午後5時半ごろからDDoS攻撃を受けたことが分かった。韓国軍合同参謀本部のサイトもアクセスが不安定な状況が発生し、サイバー作戦司令部などがDDoS攻撃の確認を始めた。

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