洗濯前のアイデア3選

1.クリーナーで猫毛を取り除いておく

猫毛がついている状態で洗濯を始めてしまうと、猫毛が洗濯物全体に付着してしまい、洗濯後にさらに時間がかかってしまいます。

このため、洗濯前に、猫毛をあらかじめ取り除いておくとよいでしょう。

その際の便利グッズとしては、粘着カーペットクリーナーや、エチケットブラシが主流です。

粘着カーペットクリーナーは、一気に広範囲の猫毛を取れるメリットがある一方で、使いすぎてしまうと、洋服を傷める原因になるデメリットも持っています。

お出かけ着や繊細な生地の衣類については、エチケットブラシを使った方が安心でしょう。

2.ランドリーボールを一緒に投入する

ランドリーボールもしくは洗濯ボールと呼ばれるアイテムは、小さな見た目でありながらも、猫毛をキャッチしてくれる優れ物です。

洗濯物と一緒に洗濯機に投入するだけという手軽さから、誰でも簡単に取り入れることができるのではないでしょうか?

愛猫家さんたちの体験談を調べてみたところ、猫毛の付着度合いに合わせて、投入するボールの数を調整している方も見受けられました。

ただし、ドラム式の洗濯機には対応していない場合が多いため、購入前に仕様をよく確認しておくことをオススメします。

3.洗剤の種類を工夫する

ペットがいる家庭向けの洗濯洗剤や、柔軟剤を活用するのも1案でしょう。

通常の洗濯洗剤と違い、選べる種類の幅は狭くなるものの、離毛効果があったり、洗うたびに毛が付着しにくくなったりといった、うれしいメリットをもたらしてくれます。

また、柔軟剤を活用すれば、衣類が柔らかく滑らかに仕上がるため、自然と猫毛が繊維に絡まりにくくなります。

静電気抑制効果があるものを選ぶと、静電気による猫毛の付着も防いでくれるでしょう。

よい香りを売りにしている柔軟剤は多いですが、猫にとっては強い刺激となりかねないため、無臭タイプを選ぶよう意識してください。

洗濯後のアイデア2選

4.洗濯物は早めに片づける

ふわふわのタオルや飼い主さんの匂いが混じった衣類は、猫の大好物です。

無造作に置いておくと、いつの間にか猫に寝床として狙われる可能性もあるため、できるだけすぐにたたみ、クローゼットやタンスの中に早めに収納しましょう。

とはいえ、洗濯物をたたむお手伝いにやってくる猫も珍しくはありません。

たたんでいる途中にくつろぎ始める可能性もあるため、気になる際には、猫のいない別室で作業することをオススメします。

5.洗濯用品のお手入れをする

洗濯時に使用したランドリーボールは、絡まった抜け毛を取り除き、乾燥させておきましょう。

洗濯機の備え付けのくず取りフィルターのお掃除、洗濯槽全体のお手入れをすることも大切です。

洗濯槽全体のお手入れは、月に1回程度が理想的と言われています。

洗濯機の中に専用の洗濯槽クリーナーを入れ、清掃モードもしくは通常モードで運転を始め、終了後にフィルターの掃除をするという流れが一般的でしょう。

これらのお手入れを継続させることで、目に見えない猫毛の蓄積を防ぎ、洗濯効果を維持することが期待できます。

まとめ

猫毛の対策は、洗濯する前からすでに始まっています。

猫毛が取れるクリーナーや、柔軟剤、ペットがいる家庭向けの洗濯洗剤を積極的に活用してください。

ランドリーボールを一緒に入れて洗濯を行うことは、猫毛をキャッチすることに役立ちます。

乾いた洗濯物は、猫に見つからないうちに片付け、せっかく取れた猫毛が再度付着することを防いでいきたいものです。

また、洗濯用品のお手入れも欠かさずに行うことも、洗濯機の故障などを防止することにつながるでしょう。

換毛期は猫毛が特に増える傾向がありますが、今回ご紹介したアイデアを取り入れながら、快適な猫との暮らしをお楽しみください。