ドジャースのビューラーが6年ぶり救援登板で胴上げ投手!予想だにしなかった登板も「この球団は優勝するに値する」
◆米大リーグ ワールドシリーズ第5戦 ヤンキース 6―7 ドジャース(30日、米ニューヨーク州ニューヨーク=ヤンキースタジアム)
ドジャースのウォーカー・ビューラー投手が世界一の“胴上げ投手”となった。1点リードの9回に8番手でマウンドへ。先頭・ボルピを三ゴロに仕留めると、ウェルズ、バードゥーゴを連続三振に斬り、歓喜の輪の中心となった。
救援登板は18年6月28日のカブス戦以来6年ぶりとなったが、しびれる場面で出番が来た。自身が優勝を決める瞬間に投げることを一瞬でも考えたかと問われた右腕は「ブルペンに行くまで俺はボールを投げてもいなかった。(答えは)ノーだよ、ノー」と笑った。
22年に開幕投手も務めたが、同年8月にトミー・ジョン手術を受けて23年は全休。今季5月にメジャー復帰して以降は先発ローテで回ってきた。「個人的にこの2年はオフだった。手術とか本当に色んなことがあった」と振り返るが「この球団は優勝するに値する。俺たちはいい野球を何年も続けてきた。うちにはスーパースターたちがいるし、規律正しくプレーしている」と今季で12年連続ポストシーズンに進出している名門球団の力を誇った。