支援者からの激励の言葉を受け、涙する立花孝志氏(撮影・高部洋祐)

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 パワハラなどの疑惑告発文書問題で、県議会の不信任決議を受けた前兵庫県知事の斎藤元彦氏(46)の失職に伴う県知事選が31日、告示され、11月17日の投開票に向けた17日間の選挙戦が始まった。斎藤氏をサポートするという目的で選挙戦に名乗りを上げた「NHKから国民を守る党」の立花孝志氏(57)は、神戸市中央区で街行く人々を前に「真実の追及」などを訴えた。

 立花氏が「第一声」に選んだのは斎藤氏と同じ場所だった。演説後に選挙カーに乗って移動する斎藤氏を、手を振って見送る一幕も見られた。「斎藤さんが行く場所の後をつけて行きます(笑)」と、あくまで斎藤氏サポートの姿勢を強調した。

 演説前には大勢の支援者らに囲まれ、激励の言葉に感涙するシーンもあった。そして「僕には票を入れないでください。○○(口だけ動かして言葉は発せず)に入れてください。皆さんの大事な一票は、立花孝志以外に入れてください!」と叫び、拍手と声援を浴びていた。