スポニチ

写真拡大

 ◇国際親善試合 日本−韓国(2024年10月26日 国立)

 世界ランク7位のサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」は26日、韓国(同19位)と国立で対戦した。一日限定で女子委員長の佐々木則夫監督代行(66)が指揮を執り、コーチとしてベンチ入りした元日本代表DFの内田篤人氏(36)に注目が集まった。

 内田コーチ"直伝"のセットプレーから先制ゴールが生まれた。前半33分、右CKからMF長谷川が蹴った速く低いボールに、ニアへ走り込んだDF北川が頭で角度を変えてゴールネットを揺らした。ベンチに座っていた内田は拍手で喜ぶと、直後にベンチ前に出てゴールを決めた北川に指示を伝えた。

 試合前日の非公開の時間にはセットプレー練習が行われたもようで、佐々木監督代行は「セットプレーのマル秘攻撃を担当していただいた」という内田篤人コーチらの指示の下、日韓戦へ最終調整。その成果が表れた。

 

 1分後の前半34分にMF藤野、同37分にFW田中が追加点を挙げ、3−0で前半を折り返した。