リヴァプールに敗戦も悲観の必要なし? マレスカ・チェルシーが示した確かな成長 「トップ4入りは達成可能な目標」
プレミアリーグ第8節でリヴァプールと対戦したチェルシーは1-2で敗戦し、開幕戦以来のリーグ黒星を喫した。
エンツォ・マレスカ監督率いるチェルシーは開幕戦でマンチェスター・シティに0-2で敗戦して以降、負けなしを続け確かな成長を見せていた。同じく新体制で好調なリヴァプールとの一戦は大きな注目を集めたが、惜しくも敗戦してしまった。
しかし、英『Evening Standard』はこの敗戦を悲観する必要はないと綴る。確かにこの試合は負けてしまったものの、敵地アンフィールドでチェルシーが見せた戦いは十分評価されるべきものだろう。同メディアは「リヴァプールに敗戦するも、エンツォ・マレスカ監督の下でチェルシーは正しい道を歩んでいる」というタイトルでチェルシーの今回の戦いを振り返った。
前回のアンフィールドでの対戦では1-4と大敗してしまったチェルシー。ここ数年は指揮官と選手の入れ替わりが激しく、批判の的になることも多かったが、今シーズン見せているパフォーマンスからは期待感を感じさせる。そしてアウェイチームにとっては困難なアンフィールドでの試合でも確かな成長を見せた。
リヴァプールとの試合は敗戦してしまったが、チェルシーはここから最初の正念場を迎える。ECLやカラバオカップを途中に挟むが、リーグ戦に絞って見ると、ニューカッスル、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナルとの連戦が待ち構えている。マレスカ監督の下、本来の強さを取り戻しつつあるチェルシーはこの3試合でどんなパフォーマンスを見せてくれるだろうか。