[10.18 リーグアン第8節 モナコ 0-0 リール]

 モナコは18日、リーグアン第8節のリール戦で0-0の引き分けに終わった。MF南野拓実は先発出場して63分間プレー。チームは今季の無敗を継続している。

 南野は先発出場したアジア最終予選のオーストラリア戦から中2日の過密日程。それでも前半から積極的にプレスをかけ、チームに貢献する気概を示した。前半36分にはペナルティエリアの手前で右のDFジョルダン・テゼに繋ぐと、テゼが思い切りよく右足を振るもボールは枠の上へ。アシストとはならなかった。

 スコアレスで折り返した後半13分にはモナコが左サイドから右サイドへと攻撃を展開。南野がFWジョージ・イレニケナのパスを受け、PAに入ったところからシュートを放ったが枠の上に飛んだ。開幕節以来の得点はお預けとなった。

 すると後半16分にアクシデント。テゼが足を高く上げてチャレンジすると、膝が相手選手の顔に当たって一発退場に。この退場を受けてアディ・ヒュッター監督は南野とイレニケナを退げる決断を下した。モナコは数的不利になった後もチャンスを作ったが、GKリュカ・シュバリエの好セーブに遭うなどして得点は奪えずに試合終了。連勝は4で止まった。

 モナコは22日にUEFAチャンピオンズリーグでレッドスターと対戦する。