メッツ戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

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メッツファンが大谷へ向けた「チャント」が物議

【MLB】ドジャース 8ー0 メッツ(日本時間17日・ニューヨーク)

 ドジャース大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、メッツとの優勝決定シリーズ第3戦に出場。今シリーズで初の敵地での一戦となり、大谷に対するメッツファンからのチャントが「野蛮だ」「失礼だ」と非難されている。

 ポッドキャスト「Mets’d Up」でホストを務めるジェームズ・シアーノ氏が自身のX(旧ツイッター)に「シティ・フィールドでの初回、ショウヘイに対する『お前の胴元はどこだ』というチャントは野蛮だ」と投稿した。

 大谷といえば、今季開幕直後の3月、通訳を務めていた水原一平被告により不正に自身の口座にアクセスされ、違法賭博の胴元へ送金されていたことが発覚した。水原被告は1600万ドル(約23億9300万円)以上を違法なブックメーカーに不正送金。賭けで勝った金額は約1億4200万ドル(約212億円)、負けた金額は約1億8300万ドル(約273億8000万円)、純損失は4068万ドル(約60億円)だったことも明らかとなった。

 敬意を感じられないチャントを観客が行っていたことを問題視するシアーノ氏の投稿には、同調するファンの声が続々。SNS上には「これは愚かで恥ずかしい。こんなことしないでくれ!」「これは失礼だ。ごめんね」「彼はボールを2階まで飛ばしたからね。そのチャントを続けなよ」「恥ずかしい」「ありえない!!」といった批判的なコメントが並んだ。

 日本のファンからも「このチャント本当に叫んだやついるんだ」と驚きの声が上がっていた。大谷のチャントをめぐっては、15日(同16日)にニューヨーク地元ラジオ局「WFAN」で番組司会者を務めるエバン・ロバーツ氏がXに「オオタニがシティフィールドに来た時の、彼用のチャントのアイデア……『お前の胴元はどこだ』」と投稿し、問題視されていた。(Full-Count編集部)