誰もが楽しめる結婚式を目指して、ブライダルについて学ぶ学生が手話を活用した「模擬ブライダル」を17日群馬県高崎市で開きました。

華やかな衣装を身にまとい、永遠の愛を誓う新郎新婦。「模擬ブライダル」と銘打たれたこの結婚式は、高崎商科大学の短期大学部が地元の結婚式場の協力のもと2016年から行っているもので、ブライダルについて学ぶ1年生13人が晴れ舞台を演出しました。

今年は多様性と共生社会を目指し誰もが楽しめる式を考えてもらおうと、聴覚障害者の学生が新郎役をつとめ、手話を活用した結婚式が企画されました。学生は17日までの約5カ月間、現役のウエディングプランナーの指導を受け、式の設定や演出などをプランニングしてきました。

学生は、身振り手ぶりで新郎役に指示を送ったり、余興に手話を取り入れるなどして、華やかな式と披露宴を成功させました。