防衛省は17日、領空侵犯の恐れのある航空機に対する航空自衛隊の緊急発進(スクランブル)が、今年度上半期(4〜9月)に計358回あったと発表した。

 前年同期比66回減で過去5年では最少だが、中国軍機とロシア軍機による領空侵犯があった。防衛省は活発な活動に変化はないとみており、「状況に応じ、厳正かつ必要な対応を実施する」としている。