シュート本数は13対1…豪州メディアは「バスを停めた」執念の守備に注目「サムライブルーの勢いを鈍らせた」

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 日本代表は15日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選の第4節でオーストラリア代表と対戦し、1対1で引き分けた。58分に谷口彰悟のオウンゴールで先制を許し、2次予選も含めてアジア予選ではこれが初失点。それでも途中出場の中村敬斗がこちらもオウンゴールを誘発し、ドロー決着となった。

 オーストラリアメディア『シドニー・モーニング・ヘラルド』は「オーストラリア代表はバスを停め、日本戦で貴重なポイントを獲得した」という見出しで試合結果を報道。ボール保持率は62%対38%、シュート本数も13本対1本と、オーストラリアにとっては防戦一方だった展開を「バスを停める」という表現を用いて伝えた。「ここまで得点を量産していたサムライブルーの勢いを鈍らせ、試合全体でオーストラリアのシュートはわずか1本。枠内シュートはゼロだったにも関わらず、勝ち点1を分け合うことに成功した」と報じている。

 また同オーストラリアメディア『news.com.au』は「ワールドカップ予選の日本戦で重要な勝ち点を獲得」と報じ、ここまで3連勝と“無双状態”だった日本から奪った勝ち点1をポジティブに捉えた。


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