Screenshot from a video by Robert Scoble

先日、ハンドルもペダルもない完全自動運転のロボットタクシー「サイバーキャブ」の発表会を開催したTesla。実は、その発表会で、サイバーキャブと同じくらい注目を集めていたロボットが…。

イーロン・マスク氏率いるTeslaが開発する二足歩行ロボットOptimusです。バーテンダーとして来場者にドリンクを振る舞い、会場内では雑談やじゃんけんを楽しんでいました。が、このOptimusは自動モードだったのでしょうか…。それとも遠隔操作だったのでしょうか…。

遠隔操作だったのでは?

会場にいたテック系エバンジェリストRobert Scoble氏が、Xに動画をポスト。いわく「Oputimus、ドリンク作ってくれよ。なんてね、これフルAIはあり得ないでしょ。人間が遠隔アシストしてるよね。てことは、来年のAIの日で見るだろうOptimusの学習のスピードもわかるというものですね」

Scoble氏はOptimusに「どんだけAIなの?」と直接質問もしています。そのやりとりの様子も動画でポストしています。

Scoble氏「Optimus、どれだけAIなの?」

Optimus「それだけかは明かせません。それは後からわかるでしょう」

Scoble氏「んじゃ、少しはあるか、ゼロなのかは?」

Optimus「言うとしたら、一部はあるかもしれません。確認はしませんが、もしかしたら少しは…」

歩行はAIパワー

Scoble氏は、その後、Teslaのエンジニアに直接質問する機会があったそうで、それもXにポスト。いわく、Optimusの歩行はAIによるものだそうです。

過去に遠隔操作がバレて炎上

Optimusと言えば、今年頭に公開されたTシャツをたたむデモで、自動運転に見せかけて実は人間よる遠隔操作だったことがわかり大炎上しました。これをうけ、ほかの企業がロボットデモ動画において「遠隔操作ではありません」とわざわざテロップをいれる流れができるほど。

一方、炎上したOptimus本人は、8月に中国で開催されたロボット展示会ではガラスケースの中で微動だにせず。デモしない・動かないどころか、来場者が触れることすらできない状況でした。

イーロン・マスクが黙っているはずがない!

もし、今回のバーテンダーの仕事をフル自動でOptimusがこなしていたら、それはロボット技術の著しい進化を意味します。まさか、それをイーロン・マスク氏が黙っているはずがない! みんなに自慢して見せびらかしたくてたまらないはず!

マスク氏がOptimusの様子を誇らしくXにアップしていないということは、つまり、そういうことなんですよね。

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