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 アストロズの菊池雄星投手(34)がスポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」の取材に対し、オフにフリーエージェントになった時にどうなるかは分からないが、アストロズとの再契約には反対しない意向を示している。

 「何が起こるかはコントロールできないし、チームからオファーがないことには受け入れることもできない」と話した。さらに「もちろん(アストロズから)、オファーをいただければ嬉しいですが、今、言えることは、私はチームメート、コーチ、スタッフ全員が大好きだということ。ここにいるのは居心地が良いです」と話している。

 菊池はトレード移籍後、アストロズで素晴らしい活躍を見せており、9試合、54イニングを投げ、防御率3.00、WHIP0・94。アストロズは彼が先発した試合ですべて勝っている。

 菊池は、おそらく最後となるメジャー契約を常勝チームと結べればと考えている。「年を重ねるにつれて、まだチャンピオンシップを獲得していないと思うようになりました。ぜひ勝てるチームにいて、ワールドシリーズのチャンピオンシップを目指したい」と語った。さらに家族にとっての居心地の良さ、彼自身の暖かい気候を好むという点も、決断における重要な要素として挙げた。