優勝の瞬間、松葉杖姿ながらも喜びを隠せなかったソフトバンク・近藤健介

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 ケガで離脱しているソフトバンク・近藤健介外野手(31)が23日、リーグ優勝を受けて心境を語った。

 16日のオリックス戦(京セラ)で右足を負傷し、この日は松葉杖で球場に駆けつけ、胴上げに参加。「みんなと喜びを分かち合えてうれしい。全試合を目標にやってきたので残念だが、こうやって優勝できたので本当にうれしい」と笑顔を見せた。

 5番としてチームを引っ張った近藤は、柳田が離脱した後の6月は4割を超える打率を残した。「本当いい時に活躍できたなっても思いますし、(チームが)苦しい時に主力がしっかりするってのも大切なこと。柳田さんがいなくなって結構精神的にみんなもダメージがあるところだと思いますけど、もうそういうところで活躍できたのは良かった」と振り返った。

 試合後は孫オーナーからも言葉をかけられたようで「『治して帰ってきてくれ』とお言葉いただきました」と明かした。

 CSに向けての復帰が待たれるところだが、この1週間については「リハビリというよりも治療という感じですね。(足は)なるべく着かないように」と話し「しっかりと間に合わせるようにリハビリしていきたい」と前向きだった。