9回2死1、2塁、51号3ランを放つ大谷(19日)=片岡航希撮影

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 【マイアミ(米フロリダ州)=帯津智昭】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平(30)が19日(日本時間20日)、メジャー史上初の「50本塁打、50盗塁」を達成した。

 マーリンズ戦で一回に三盗、二回に二盗を決めて51盗塁とすると、六、七回に2ラン、九回に3打席連続本塁打となる3ランを放ち51号まで伸ばした。自身初の1試合3本塁打も含め6安打10打点の活躍でチームは大勝し、プレーオフ進出を決めた。

 大谷は8月23日にメジャー6人目の「40本塁打、40盗塁」を史上最速の出場126試合目で達成。これまで本塁打数と盗塁数が同一シーズンにそろって到達した最高は「42」で、「43」以降は自身の記録を更新し続けている。2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表として優勝した時と同じ球場での大記録達成に、大谷は「一生忘れないと思う」と語った。