川崎市の福田紀彦市長(左)からスポーツ特別賞を贈呈された平野美宇

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 川崎市は20日、市にゆかりのあるパリ五輪で活躍した選手への特別賞贈呈式を市役所で行った。卓球女子団体銀メダルの平野美宇、張本美和(ともに木下グループ)は、いずれも川崎市に練習拠点を置く木下アビエル神奈川に在籍。平野は「光栄な賞をいただき、うれしい」と声を弾ませた。

 スポーツ界では日本時間20日、大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手が50本塁打&50盗塁を達成。前人未到の偉業への感想を求められた平野は「(大谷は)本当にすごい方。知り合いでも友達でも(なく)お話ししたこともないが、毎日テレビで(活躍する姿を)見過ぎて、もう友達くらい(親しみがある)。本当にすごい選手だなと思うので、いつかお会いできたら(一緒に)写真を撮ってもらいたい」と、らしさ全開のコメントで笑いを誘った。

 また、同市在住でパリ五輪レスリング男子グレコローマンスタイル60キロ級金メダルの文田健一郎(ミキハウス)は、自身の4年後のロス五輪挑戦を明言しなかったものの、「ロスに出場したら(大谷に)会えるかもしれないってことですか?」と興奮気味。「それはモチベーションになるかな。すごい(という感想)しか出てこないくらい、すごい人。単純にファンなので、会えるんだったら出たいなと思っちゃう」と前のめりに語った。