北京市、中秋節連休中の観光客数817万2千人

15日、北京市の新首鋼ハイエンド産業総合サービス区で中秋節のイベント会場に向かう来場者。(北京=新華社記者/李旭倫)

 【新華社北京9月18日】中国北京市文化・観光局は18日、中秋節連休(9月15〜17日)に同市が受け入れた観光客は延べ817万2千人だったと明らかにした。

 観光客数がトップ10入りした観光地は大通りの王府井や前門大街、歴史的な街並みが残る南鑼鼓巷、工業跡地の首鋼園、歴史遺跡の頤和園や天壇公園、総合商業エリアの北京藍色港湾のほか、オリンピック森林公園、オリンピック公園、地壇公園となった。

 農村観光は145万5千人の観光客を受け入れ、売上高は1億7053万6千元(1元=約20円)に上った。観光客数トップ3の観光地区は延慶区、密雲区、懐柔区だった。

 連休期間中、同市では各種文化イベントが425回開催され、市民15万3600人が参加した。市内の劇場で開催された商業公演は前年同期比7.4%増の932回を数え、観客動員数は27.5%増の26万7千人、興行収入は2.9倍の8220万9千元に上った。