[9.17 CL第1節 スポルティング 2-0 リール]

 スポルティングは17日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のリーグフェーズ第1節でリールと対戦し、2-0の完封勝利で公式戦6連勝を飾った。MF守田英正は先発出場するも前半にイエローカードを受け、ハーフタイム明けでの交代となった。

 守田は前半12分、ゴールまで約25mの位置でボールを受けると狙い澄ましたミドルシュートで先制点を狙ったが枠の右に外れた。直後の同13分にはDFゴンサロ・イナシオがプレー続行不可能となるアクシデントが発生し、スポルティングは早々に交代カードを切ることに。DFマテウス・レイスがピッチに入った。

 スポルティングはアクシデントに見舞われながらもゴールに迫ると前半38分、相手のクリアが中途半端になったところをMFペドロ・ゴンサルベスがペナルティエリア内で拾ってパス。これを受けたFWビクトル・ギェケレシュが右足を振り、先制ゴールを決めた。

 さらにキックオフ直後、守田のパスカットでこぼれたボールにギェケレシュが反応するとMFアンジェル・ゴメスに倒される。ゴメスはこのプレーで2枚目のイエローカードにより退場。前半からスポルティングが数的優位となった。

 ただ守田は前半45+1分にFWジョナサン・デイビッドの右足を踏んでしまい、イエローカードを提示された。ルベン・アモリム監督はハーフタイムで守田を退げる決断を下し、MFダニエル・ブラガンサとの交代となった。今大会は累積警告3枚で次戦が出場停止となる。

 スポルティングは後半20分、DFゼノ・デバストの強烈なミドルシュートがゴール左上隅のポストを叩きながらゴールネットを揺らし、スーパーゴールでリードを広げる。後半途中まで相手のシュートをゼロに抑えていたが、終盤はピンチを迎える場面も。それでもGKフランコ・イスラエルの好セーブなどでクリーンシートを果たし、欧州CL初戦を勝利で終えた。