中国の社会消費財小売総額、8月は2・1%増

河南省を拠点とする有名小売チェーン「胖東来」(パンドンライ)天使城店で会計する顧客。(3月25日撮影、許昌=新華社配信)

 【新華社北京9月14日】中国国家統計局が14日発表した8月の社会消費財小売総額は前年同月比2.1%増の3兆8726億元(1元=約20円)で、1〜8月は前年同期比3.4%増の31兆2452億元だった。うち自動車以外の消費財の小売売上高は8月が3.3%増の3兆4783億元、1〜8月が3.9%増の28兆1772億元となった。

 事業所の所在地別に見ると、8月は都市部が1.8%増の3兆3575億元、農村部が3.9%増の5151億元。1〜8月の累計は都市部が3.2%増の27兆825億元、農村部が4.4%増の4兆1627億元だった。

 小売売上高の内訳は商品小売りが1.9%増の3兆4375億元、飲食店収入が3.3%増の4351億元。1〜8月は商品小売りが3.0%増の27兆7454億元、飲食店収入が6.6%増の3兆4998億元となった。

 1〜8月の一定規模(主要事業の年間売上高500万元以上)以上の小売業者の売上高はコンビニエンスストアが4.9%増、専門店が4.3%増、スーパーマーケットが2.1%増、百貨店が3.3%減、高級専門店が1.9%減だった。

 オンライン小売売上高は8.9%増の9兆6352億元。うち物販が8.1%増の8兆143億元と社会消費財小売総額の25.6%を占めた。物販のうち、食品が19.1%、衣料品が5.0%、日用品が7.0%それぞれ増加した。