中国の郵便事業、1〜8月の取扱件数は20%増

江蘇省の南京禄口国際空港で郵便物を積み込む中国郵政航空の貨物機。(6月26日撮影、南京=新華社配信)

 【新華社北京9月14日】中国国家郵政局が13日に発表した1〜8月の郵便配達サービスの取扱件数は、前年同期比20.0%増の1211億7千万件だった。うち宅配便サービスは22.5%増の1088億件で、同一都市内が18.9%増の100億2千万件、他地域向けが22.8%増の964億6千万件、国際および香港・マカオ・台湾地区向けが24.2%増の23億2千万件となった。

 郵便事業売上高(中国郵政儲蓄銀行の経常収益除く)は10.9%増の1兆768億1千万元(1元=約20円)、うち宅配便サービスは14.7%増の8778億9千万元だった。

 宅配便サービス取扱件数に占める割合を地域別にみると、東部は2.2ポイント低下の72.8%、中部は1.3ポイント上昇の18.5%、西部は0.9ポイント上昇の8.7%となった。売上高に占める割合は東部が1.2ポイント低下の74.8%、中部が0.7ポイント上昇の15.0%、西部が0.5ポイント上昇の10.2%だった。

 8月の郵便配達サービスの取扱件数は前年同月比17.3%増の159億4千万件、うち宅配便サービスは19.5%増の143億8千万件となった。売上高は11.7%増の1370億1千万元で、うち宅配便サービスは12.9%増の1141億2千万元だった。