LAホールデ、今期経常を6%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も1円増額

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 LAホールディングス <2986> [東証G] が9月12日昼(12:30)に業績・配当修正を発表。24年12月期の連結経常利益を従来予想の50億円→53億円(前期は49.4億円)に6.0%上方修正し、増益率が1.2%増→7.3%増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の38.3億円→41.3億円(前年同期は22.7億円)に7.8%増額し、増益率が68.6%増→81.8%増に拡大する計算になる。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の220円→221円(前期は211円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当社グループは、資金調達力の向上を背景に、都心三区におけるインベストメント事業の仕入れを強化してまいりました。 2024年12月期の通期連結業績予想につきましては、同事業において大型案件の引渡しが完了したことにより、売上高は期初計画を上回る見込みとなりました。 また、利益面につきましても、売上高の増加に伴い、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも期初計画を上回る見込みとなりました。 結果、上記の通り修正を行うものであります。

  当社は、株主の皆様への利益還元を経営の重要課題の一つと考えており、企業体質の強化と将来の事業展開、業績見通し等を総合的に勘案し、親会社株主に帰属する当期純利益をベースとした配当性向「30%以上目標」とする利益還元を目指すことを基本方針としております。 上記方針及び足元の好調な業績等を踏まえ、2024年12月期の期末配当予想を、前回予想(2024年2月14日発表)の1株当たり220円から1円増配し、221円とする予定です。 なお、上記の予想は現時点で入手可能な情報に基づき決定したものであり、実際の配当額は今後の様々な要因により、さらに修正される可能性があります。