ダチョウ肉の丼を吉野家で食べてきた

2024年8月31日 13時4分

ダチョウ肉を使った「オーストリッチ丼(スープ添え)」が2024年8月28日(水)から吉野家の一部店舗限定で売られています。オーストリッチ丼にはダチョウのモモ肉とヒレ肉がたっぷりのっているとのこと。一体どんな味がするのか非常に気になるので、吉野家に行って食べてきました。

オーストリッチ丼（スープ添え） | 吉野家公式ホームページ

https://www.yoshinoya.com/menu/cc/ostrich_don/

オーストリッチ丼(スープ添え)は吉野家の約400店舗で限定販売されています。今回は取り扱い店舗一覧マップを頼りに近場の取扱店まで自動車でやってきました。

店の入口ではオーストリッチ丼がアピールされていました。

オーストリッチ丼(スープ添え)はこんな感じ。生卵とスープが付いてきました。

オーストリッチ丼は米の上にローストされたダチョウ肉や、山わさび醬油だれ、サワークリームのホワイトソース、サラダがのっています。

卵黄を投入。

完成。

山わさび醬油だれのついたダチョウ肉を食べてみると、鶏肉よりも牛肉に近い味わいで、臭みやクセはまったく感じませんでした。ローストビーフに似た見た目で、味や食感もかなりローストビーフに近い感じ。ただし、ローストビーフは牛の香りが強く感じられますが、ダチョウ肉は香りが弱めで、ワサビや醤油の香りに肉の香りが隠れていました。

ダチョウ肉はかなり柔らかく、スジも一切なし。ご飯と一緒に食べるとご飯と肉がほどけて一体となり相性バツグンでした。

ご飯に赤いドリップが多めについていたのは気になるポイント。

サワークリームのホワイトソースやサラダと一緒に食べると、ソースの酸味やサラダのシャキシャキ食感でかなりサッパリした味になります。食べる前は「ダチョウの肉ってクセが強いのかな？」とイメージしていたのですが、実際に食べて見ると肉自体の味は「臭みのない洗練された牛赤身肉」といった感じで、クセも臭みもまったくありませんでした。

オーストリッチ丼よりもインパクトが強かったのが、横に添えられたスープです。

これはダチョウのガラスープとのこと。表面には薄い膜ができていました。

味は「鶏白湯スープの超コッテリ版」といった感じで、とにかく濃厚な鶏っぽいうまみが舌に飛び込んできます。肉の味は鶏肉より牛肉に近かったのですが、このスープは鶏ガラスープっぽい味。「ダチョウの肉って牛肉に近いんだ～」と思っているところに濃厚な鶏味が来るので、「結局ダチョウってなんなんだ！？」と脳が混乱しました。