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 「Def Tech」のMicroが26日、都内で行われたミュージカル「IN THE HEIGHTS イン・ザ・ハイツ」の楽曲披露、稽古場会見に登壇した。

 同作は2008年度トニー賞最優秀作品賞を含む4部門での受賞をはじめ、数々の演劇賞を受賞したブロードウェイミュージカル「イン・ザ・ハイツ」の日本版。日本版は2014年に初演され、2021年に新キャストで再演された。

 舞台は移民が多く住む街、マンハッタン北西部のワシントンハイツ。Microは、デザイナー志望のヴァネッサに一目ぼれしたことから、大きく運命が動き出すドミニカ系移民の主人公・ウスナビ役を演じる。2014、2021年に引き続きウスナビ役を演じるMicroは、初演からの10年間を振り返り「1人1人の歌もすごいし、ダンサーの子たちもすごい。こんな素晴らしいカンパニーは初めてです」と充実感をにじませ、「3度目にして、これが日本でできる最高のイン・ザ・ハイツだと確信しています」と力強く語った。

 またMicroとともにWキャストでウスナビ役を演じる俳優の平間壮一は「次に再演があったとしても、このメンバーがそろうことはないと思う。この時だけだと思って全力でぶつかっていきたいなと思っています」と今作への熱き思いを語った。

 9月22日から東京・天王洲の銀河劇場で東京公演がスタートし、その後は京都、名古屋、神奈川を回る。