1年5カ月ぶりの実戦を迎えるモックモック(昨年3月撮影、ユーザー提供:ミスタールドルフさん)

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 待望の復帰戦だ。昨年の伏竜Sで2着だったモックモック(牡4、栗東・寺島良厩舎)が、土曜中京10Rの四日市特別(3歳上・2勝クラス・ダ1400m)で1年5カ月ぶりの実戦を迎える。

 モックモックは父ダノンレジェンド、母ジュピターズビコー、母の父Singspielの血統。半姉のシスルはダート短距離を主戦場に準オープンまで出世している。

 ここまで3戦2勝。2歳12月の新馬、3歳3月の1勝クラスと阪神ダ1400mで2連勝を果たした。続く伏竜Sで初黒星を喫したが、勝ったのは次走の兵庫CSを圧勝するミトノオー。そんな強敵から2馬身半差、しかもヒーローコールやオーロイプラータといった強豪に先着しての2着は高く評価できる。

 今回は伏竜S以来、実に1年5カ月ぶりのレースとなるが、2勝クラスでは間違いなく地力上位だ。約1カ月をかけて乗り込まれ、攻めは時計、量ともに十分。ブランクを克服し、いきなりから好勝負になっても驚けない。