ハリウッドメモリーの全兄のダノンスマッシュ(19年9月撮影、ユーザー提供:ひげまつりさん)

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 GIを2勝したダノンスマッシュの全妹となるハリウッドメモリー(牝2、栗東・長谷川浩大厩舎)が、土曜中京5Rの2歳新馬(芝1400m)でデビュー勝ちを狙う。

 ハリウッドメモリーは父ロードカナロア、母スピニングワイルドキャット、母の父ハードスパンの血統。全兄のダノンスマッシュは20年の香港スプリント、21年の高松宮記念など、GI・2勝を含む重賞8勝の名スプリンター。祖母のハリウッドワイルドキャット(Hollywood Wildcat)は93年のBCディスタフなど、米でG1・3勝の名牝。伯父のウォーチャント(War Chant)は00年の米G1・BCマイル、同じくイワンデニソーヴィッチ(Ivan Denisovich)は05年の英G2・ジュライSを制している。

 ここまでCW中心で仕上げられてきた。最終追いでは5F67秒4-1F11秒5の好時計を楽にマーク。兄と比べるのは時期尚早だが、ここはしっかりとモノにして、大舞台に一歩前進といきたい。