新潟記念に出走予定のレッドラディエンス(写真:真ん中、撮影:井内利彰)

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 9月1日(日)に新潟競馬場、芝2000mで行われる新潟記念。サマー2000シリーズの第5戦にもあたるレースだが、その第1戦である七夕賞を制したレッドラディエンス(栗東・友道康夫厩舎)が参戦予定。今朝14日はレースに向けた追い切りを行っている。

 同じく新潟記念に出走予定のセレシオンが先行、それをレッドラディエンスが追走して、一番後ろからフレミングフープが追いかけるという、CWでの3頭併せ。セレシオンとレッドラディエンスは6馬身ちょっとの間があり、追いつくまでに苦労しそうな感じ。

 ただ、3コーナーすぎにフレミングフープがレッドラディエンスに追いついてきて、そこから2頭で前を追撃。スピードに乗った状態で最後の直線に向いて、ラスト1F標識手前では2頭がセレシオンを1馬身ほど追い越し、ゴールでは2頭がほぼ同入のような感じでフィニッシュした。

 レッドラディエンスの時計が6F82.7~5F66.4~4F51.5~3F36.7~2F23.2~1F11.6秒。前走時の1週前追い切りに比べると6F時計が遅くなっているが、レース間隔の違い、酷暑のこの時季を考慮すれば、これで十分。前走初重賞制覇の勢いは継続していて、ここまで順調に来ている。

(取材・文:井内利彰)