「2人で金」レスリング清岡幸大郎・櫻井つぐみ 最強の幼なじみが夢をかなえる
パリ五輪・レスリング男子フリースタイル65キロ級で、清岡幸大郎選手が金メダルに輝いた。現地時間2024年8月11日の決勝でイランの選手を破り、初の五輪で大仕事を成し遂げた。
表彰式の後、今大会で女子57キロ級の金メダリストとなった櫻井つぐみ選手と共にメダルを持ち、ツーショットを披露した。
「勝って、俺にプレッシャーをかけてくれ」
2人は高知県出身。櫻井選手の父・優史さんが立ち上げたレスリングクラブで、幼いころから一緒に練習に励んできた幼なじみだ。
清岡選手は優勝後のインタビューで、櫻井選手について「勝って、俺にプレッシャーをかけてくれと伝えました」と明かした。言葉通り、櫻井選手が先に金メダルを獲得。「いい関係でここまで来て、2人で金メダルを取ることができた」と話していた。
日本オリンピック委員会(JOC)のインスタグラムは、清岡選手と櫻井選手が首から下げた金メダルを披露するツーショットを公開。両選手も自身のアカウントで、この写真をシェアした。「高知県民の誇り」「高知の星」との称賛や、「ドラマチック」「素敵な2人」「兄妹もすごいけどコレもすごいなー」といったコメントが寄せられている。