ポルトガル代表のネト photo/Getty Images

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今夏も移籍市場で活発な動きを見せるチェルシーは、ウルブズのペドロ・ネト獲得を決めたようだ。ファブリツィオ・ロマーノ氏によると、最大で6300万ユーロの移籍金が支払われるという。

負傷の多さは気になるところだが、ネトはプレミア屈指のサイドアタッカーだ。両サイドでプレイ可能で、昨季のマンチェスター・シティ戦では守備力に定評のあるネイサン・アケに屈することなくチャンスを創出していた。

英『talkSPORT』は過去にネト獲得のチャンスがあったにもかかわらず、逃してしまった2つのクラブの名前を挙げている。それがマンチェスター・ユナイテッドとアーセナルだ。

ネトがポルトガルの古巣であるブラガ在籍時代にユナイテッドはトライアルに招待したが、獲得には至らなかったという。当時はバルセロナも興味を示していたが、オファーを拒否し、ブラガとの契約にサインしている。

アーセナルはアーセン・ヴェンゲルが監督を務めていた2017年に1320万ポンドのオファーを提示したが、ブラガは1700万ポンドを求め、交渉は破談になったという。

たらればではあるが、そこで獲得していれば両クラブはサイドアタッカーにかける費用を削減できた可能性はある。

チェルシー加入間近となっているネト。右サイドのライバルはノニ・マドゥエケで、まずは彼からポジションを奪う必要がありそうだ。