パリオリンピック陸上男子400メートル予選 佐藤風雅選手(作新学院大学出身)46秒13の6着
熱戦続くパリオリンピック10日目は、陸上男子400メートルの予選に栃木県勢が登場しました。
作新学院大学出身の佐藤風雅選手は、全国中学校体育大会や全国高校総体とも出場経験がなく、陸上のトップ選手では異例の経歴です。28歳の遅咲きのスプリンターは地道に一歩ずつ成長し、初のオリンピック出場の切符を掴みました。
大会を目前に控えた7月、とちぎテレビのカメラに意気込みを語っていました。
陸上男子400メートルの予選は、6組に分かれて各組の上位3着までに入れば準決勝に進みます。佐藤選手は最終の6組に出場しました。
佐藤選手は、序盤から積極的なレースを展開しましたが、後半はスピードが伸びず46秒13の6着となりました。
日本陸連は5日、男子400メートルの予選に出場した佐藤風雅選手など3選手がいずれも敗者復活戦を棄権すると発表しました。1600メートルリレーに集中しより高い順位の獲得を目指すためと説明しました。