とちぎテレビ

パリ・オリンピックの大会3日目、競泳男子400メートル個人メドレーの決勝で、宇都宮市出身の松下知之選手が初出場で銀メダルに輝きました。今大会の日本競泳陣として、さらに栃木県勢としても第1号となる表彰台です

宇都宮市出身の松下選手は2023年に世界ジュニア選手権を制し、この春宇都宮南高校を卒業、現在は東洋大学1年の18歳です。

栃木県そして日本の期待を背負い出場した競泳男子400メートル個人メドレー。

予選は余裕を持った泳ぎをみせ、全体の5位で通過しました。

そして迎えた決勝。持ち味である最後の粘りにつなげるために、前半は無理をせず、6位で折り返します。

レース後半は、爆発的な泳ぎで前を行く選手との差を徐々に縮めていく松下選手。最後の自由形は、「やってきたことを出すだけ。がむしゃらに」と力強いストロークで残る力を出し切ります。

圧巻の追い上げで自己ベストを1秒以上更新する4分8秒62でフィニッシュ、銀メダルに輝きました。

日本競泳陣として、さらに栃木県勢としても第1号となる表彰台です。