(C) 2024 MARVEL.

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世界最大のポップカルチャーの祭典である「サンディエゴ・コミコン2024」が今年も盛大に執り行われ、会場内最大ホールである「ホールH」ではマーベル・スタジオの最新のプレゼンテーションが行われた。6,000人以上を収容するこの会場では、新たにタイトルが明かされた新作『アベンジャーズ:ドゥームスデイ』にて、アイアンマン/トニー・スターク役を演じたロバート・ダウニー・Jr.が有名ヴィランのドクター・ドゥームことヴィクター・フォン・ドゥーム役で(MCU)に復帰することが発表された。米など現地メディアが相次いで報じている。

監督は『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)などのアンソニー&ジョー・ルッソ監督で、彼らもMCU復帰となる。

『アベンジャーズ:ドゥームスデイ』は、かつて『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ』と名付けられたアベンジャーズ5作目の新タイトル・新方針ということになる。この5作目ではもともと新ヴィランのが大暴れする内容になると見られたが、カーン役のジョナサン・メジャースが私生活の問題でマーベル・スタジオから解雇され、カーンの進退ごとわからなくなっていた。

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これが『ドゥームスデイ』に代わり、大物であるダウニー・Jr.がドクター・ドゥーム役を演じるということで、MCU新フェーズの次なる“ラスボス”ヴィランはカーンからドゥームに置き換えられたと考えることができる。コミックでドゥームはファンタスティック・フォーの宿敵であり、カーン(のうちの一人)に大きな影響を与える大物ヴィラン。劇中でもコミックでのカーンとの関係性が再現され、ドゥームが君臨するようになるかもしれない。

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『アベンジャーズ/エンドゲーム』で英雄的な死を遂げたアイアンマン役のロバート・ダウニー・Jr.が新たにドゥーム役を演じるとは突拍子もないアイデアに感じられるかもしれないが、実はここには背景がある。ダウニー・Jr.はトニー・スターク役にキャスティングされるより以前、映画『ファンタスティック・フォー』でドクター・ドゥーム役にのだ。ハッピー役のジョン・ファヴローはこの時初めてダウニーと面会しており、「目の中に輝きがあり、この人はもう準備できているんだ」と感じていたという。

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ダウニー・Jr.はこの頃、復帰について「意外にもオープンな姿勢になりました」とを発するようになっていたが、まさかこれがドクター・ドゥーム役のことだっとは、誰も夢にも思わなかっただろう。

役者としてのダウニー・Jr.は、今まさに脂の乗った時期。監督のでは主人公との対立劇を演じるルイス・ストローズ役でアカデミー助演男優賞に輝き、ドラマ「シンパサイザー」では驚異の一人4役演じ分けを披露。ドクター・ドゥーム役でも、トニー・スタークとは全く違う演技で別人になりきってくれるだろう。これまたがネタにしそうである。

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『アベンジャーズ:ドゥームスデイ』は2026年5月US公開予定。

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