三井住友銀行と三井住友カードは、個人向け総合金融サービス「Olive(オリーブ)」のアカウント開設件数が300万件を突破したことを報告した。

 アカウント開設件数は、2024年2月に200万件を突破し、サービス提供開始から約1年5カ月で300万件に到達したかたち。

 Oliveでは、「定額自動入金サービス」や「支払いモード追加サービス」などの機能のアップデートが継続的に行われてきた。2024年5月には「Olive LOUNGE渋谷店」が開設され、Olive会員限定で地下1階の個室を利用できる特典も用意された。

Oliveをきっかけにメインバンクを選ぶ利用者も

 既存の口座からOliveに切り替えた利用者のうち、Oliveを給与振込先口座に指定しているユーザーの割合は、サービス提供前と比較して115%増加している。Oliveをきっかけに日常的に利用する口座を選択していることが示唆された。

 また、サービス提供以降に新規口座を開設した利用者のなかでは、ATM引出利用率がそれ以前より減少していることが明らかになった。割合は、サービス開始前を100%とすると、77%まで減少している。

 2024年4月における新規口座開設者のフレキシブルペイ利用率は、前年比約1.2倍となった。キャッシュレス志向の高いユーザーによる口座開設が増加していることが見受けられる。