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サイバーキャブ発表は10月へ

米国のEVメーカーであるテスラが、自動運転タクシー「サイバーキャブ(Cybercab)」の発表を8月から10月に延期した。ブルームバーグ紙が報じた。

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サイバーキャブは配車サービス(ライドヘイリング)に特化して開発され、当初8月8日に発表される予定だった。しかし報道によると、スタイリングの変更が求められたことでプロトタイプ製作に時間を要し、延期が決まったという。


自動運転タクシー(ロボタクシー)は土壇場でのデザイン変更により発表が延期されたという。

AUTOCARはテスラにコメントを求めている。

今年4月、ロイター通信が新型EV「モデル2」の開発中止を報じ、今後の焦点とされていたのが自動運転タクシーであった。

モデル2(仮称)はエントリーレベルの低価格車として、2万5000ドル(約395万円)以下での発売を目指していた。

ロイター通信は3人の情報筋とテスラの社内通信を引用して、モデル2のプラットフォームを自動運転タクシーに転用すると報じた。

これに対し、テスラのイーロン・マスクCEOはX(旧Twitter)への投稿で「ロイターは嘘をついている」として報道内容を否定した。

マスクCEOはその後、テスラの第1四半期決算説明会で「新型車の投入を早めた」と述べ、2025年初頭までに発売する可能性を示唆した。

「手頃な価格帯のモデルを含むこれらの新型車は、次世代プラットフォームと現行プラットフォームの一部を使用し、現在の車両ラインナップと同じラインで生産することができる」とマスクCEOは述べた。